オルタネーターの寿命ってどのくらいなんでしょうか?
ネットで情報を拾うと10万Km上だとか20万Km以上だとか情報を入手出来たがこれらの走行距離以上の情報入手は出来ませんでした。
既に愛車は200,000Kmに到達しており充電出来ない車になる確率がどんどん増してきておりました。
30万Km持つよ と言う情報があればもう少し先延ばしにしておこうと思っておりましたが、思い切ってオーバーホールしてみました。
交換部品(税別)
ローターASSY 21,800円
ベアリング フロント 1,050円
ホルダーASSY,ブラシ 1,200円
合計金額 24,050円
現在の走行距離(206,271Km)

愛車のオルタネーターをバラシて壊すと不動車になるので今回もヤフオクで一番安かった走行距離不明のオルタネーターを購入しオーバーホールしてから組付けました。
前回、オリジナルのオルタネーターをバラシた時、バラシ方も分からず闇雲にバラスと見事に破壊しましたが、今回は成功しました。
ここからは五月雨に写真をアップします。
先ずはカラ割










ブラシの残りは5.5mm程。
新品10.5mm、
使用限界1.5mm。
消耗度56%程。



ブラシが当たる所のローター側の名称は、スリップリングと呼ぶそうです。
しかしこのスリップリングだけの部品供給はありません。
ローターASSYだと21,800円と高額なので残念な部品供給状況です。
新品外径:14.4mm
限界値:14.0mm

写真上側が気になる程の段付きがあります。
下側は汚れのような傷が見受けられますが意外と段付きがありません。

30,000円台で販売されているリビルト品は、この段付きを旋盤で均しているだけの物もあるようです。
私的にはどう見ても寿命に影響するレベルですので交換しておいて欲しいです。
基本的にリビルト品と交換する部品は、この程度の消耗度だと思いますので、均しただけでは新品と同等寿命があるとは思えません。
リビルト品を購入予定の方は、要注意です。
この状態ですとブラシよりスリップリングの方が先に音を上げそうです。
何の部品交換してリビルドされているのか確認してから購入した方がよさそうな気がします。

プーリー側のベアリングのシールをめくってみました。
グリス抜けもなく ドス黒くなく まだまだ大丈夫そうに感じました。
凄い耐久性ですね。

概ね20万Km走行したオルタネーターです。

ブラシの比較です。
左側:走行距離不明車両 残り5.5mm程 消耗度56%程
右側:20万Km程 残り5.0mm程 消耗度61%程

オーバーホール後のオルタネーターと今まで搭載していたオルタネーターの比較
左:オーバーホール済み、右:ノンオーバーホール
見た目ジャンクに見えますが、汚い方がオーバーホール済みです。

左:オーバーホール済み、右:ノンオーバーホール

エンジン停止時。(オルタネーター交換前と同じ電圧)

エンジン始動時。(交換前と同じ)

オルタネーターの電源取り出し口?は、12mmのソケットレンチが適合します。
締付けトルクは、12N.m(1.2kgf/m)
作業スペースが狭く取り外し、取り付けに苦労しました。

オルタネーター上側のボルトは、12mmのソケットが適合します。 締付けトルクは、22N.m(2.2kgf/m)

オルタネーター下側のボルトは、14mmのソケットが適合します。
締付けトルクは、45N.m(4.6kgf/m)

なが~い補機ベルトを外したついでにプーリーのベアリングのグリス切れの有無を確認しました。
グリス切れなし、でも左右方向に微妙なガタつきがありました。(このままで行こう)

こちらのテンショナープーリー? グリス切れなし、でも左右方向に微妙なガタつきがありました。(このままで行こう)

現在搭載のオルタネーターは当初物ではありませんが、走行距離からすると概ね同じですのでRB3オデッセイのオルタネーターの寿命を推測してみます。
ブラシの残りから計算すると 20万Km少々走行で、残りは5.0mm程。
新品10.5mm、使用限界1.5mm。 消耗度61%程。
20万km÷0.61=32万km 大まかな計算ですが30万Km弱でオーバーホールした方がよさそうですね。
しかしローターASSEYが先に逝きそうです。
最後に 通常の市販されているリビルト品はサンドブラストしていますが、ローターの周辺のステーターコイル?エナネル線?(名称不明)が傷つきそうで止めました。
お金を掛けてオーバーホールした割に外装が汚いですね。
以前、ブレーキキャリパーのオーバーホール時にサンドブラスターも購入しましたが、扱う技術が無く使用せずに宝の持ち腐れです。
性能に影響が無いのでと諦めました。
ネットで情報を拾うと10万Km上だとか20万Km以上だとか情報を入手出来たがこれらの走行距離以上の情報入手は出来ませんでした。
既に愛車は200,000Kmに到達しており充電出来ない車になる確率がどんどん増してきておりました。
30万Km持つよ と言う情報があればもう少し先延ばしにしておこうと思っておりましたが、思い切ってオーバーホールしてみました。
交換部品(税別)
ローターASSY 21,800円
ベアリング フロント 1,050円
ホルダーASSY,ブラシ 1,200円
合計金額 24,050円
現在の走行距離(206,271Km)

愛車のオルタネーターをバラシて壊すと不動車になるので今回もヤフオクで一番安かった走行距離不明のオルタネーターを購入しオーバーホールしてから組付けました。
前回、オリジナルのオルタネーターをバラシた時、バラシ方も分からず闇雲にバラスと見事に破壊しましたが、今回は成功しました。
ここからは五月雨に写真をアップします。
先ずはカラ割










ブラシの残りは5.5mm程。
新品10.5mm、
使用限界1.5mm。
消耗度56%程。



ブラシが当たる所のローター側の名称は、スリップリングと呼ぶそうです。
しかしこのスリップリングだけの部品供給はありません。
ローターASSYだと21,800円と高額なので残念な部品供給状況です。
新品外径:14.4mm
限界値:14.0mm

写真上側が気になる程の段付きがあります。
下側は汚れのような傷が見受けられますが意外と段付きがありません。

30,000円台で販売されているリビルト品は、この段付きを旋盤で均しているだけの物もあるようです。
私的にはどう見ても寿命に影響するレベルですので交換しておいて欲しいです。
基本的にリビルト品と交換する部品は、この程度の消耗度だと思いますので、均しただけでは新品と同等寿命があるとは思えません。
リビルト品を購入予定の方は、要注意です。
この状態ですとブラシよりスリップリングの方が先に音を上げそうです。
何の部品交換してリビルドされているのか確認してから購入した方がよさそうな気がします。

プーリー側のベアリングのシールをめくってみました。
グリス抜けもなく ドス黒くなく まだまだ大丈夫そうに感じました。
凄い耐久性ですね。

概ね20万Km走行したオルタネーターです。

ブラシの比較です。
左側:走行距離不明車両 残り5.5mm程 消耗度56%程
右側:20万Km程 残り5.0mm程 消耗度61%程

オーバーホール後のオルタネーターと今まで搭載していたオルタネーターの比較
左:オーバーホール済み、右:ノンオーバーホール
見た目ジャンクに見えますが、汚い方がオーバーホール済みです。

左:オーバーホール済み、右:ノンオーバーホール

エンジン停止時。(オルタネーター交換前と同じ電圧)

エンジン始動時。(交換前と同じ)

オルタネーターの電源取り出し口?は、12mmのソケットレンチが適合します。
締付けトルクは、12N.m(1.2kgf/m)
作業スペースが狭く取り外し、取り付けに苦労しました。

オルタネーター上側のボルトは、12mmのソケットが適合します。 締付けトルクは、22N.m(2.2kgf/m)

オルタネーター下側のボルトは、14mmのソケットが適合します。
締付けトルクは、45N.m(4.6kgf/m)

なが~い補機ベルトを外したついでにプーリーのベアリングのグリス切れの有無を確認しました。
グリス切れなし、でも左右方向に微妙なガタつきがありました。(このままで行こう)

こちらのテンショナープーリー? グリス切れなし、でも左右方向に微妙なガタつきがありました。(このままで行こう)

現在搭載のオルタネーターは当初物ではありませんが、走行距離からすると概ね同じですのでRB3オデッセイのオルタネーターの寿命を推測してみます。
ブラシの残りから計算すると 20万Km少々走行で、残りは5.0mm程。
新品10.5mm、使用限界1.5mm。 消耗度61%程。
20万km÷0.61=32万km 大まかな計算ですが30万Km弱でオーバーホールした方がよさそうですね。
しかしローターASSEYが先に逝きそうです。
最後に 通常の市販されているリビルト品はサンドブラストしていますが、ローターの周辺のステーターコイル?エナネル線?(名称不明)が傷つきそうで止めました。
お金を掛けてオーバーホールした割に外装が汚いですね。
以前、ブレーキキャリパーのオーバーホール時にサンドブラスターも購入しましたが、扱う技術が無く使用せずに宝の持ち腐れです。
性能に影響が無いのでと諦めました。
コメント
コメント一覧 (2)
北海道のrb3 オデッセイ乗りです!
写真もあってとてもわかりやすかったです!
僕もリビルト品買って交換しようとおもったのですが下の14mmのボルトがどうしても外れません、、
なんの工具を使ったとか、コツとか教えてくれれば幸いです、、
@大阪
が
しました
実車も無くなり過去に撮影していた写真を見てたぶんこうだったと推測で記載している点はご了承のほどよろしくお願いします。
工具に関して
タイヤの締め付けようの柄の長いトルクレンチよりワンサイズ短いトルクレンチでディープソケット差込角9.5mm (3/8インチ)でオルタネーターのプーリーをかわせてかつフレームに当たらないような長さにするため1/4インチ(6.3mm)、3/8インチ(9.5mm)、1/2インチ(12.7mm)のソケットアダプターの変換を使って長さを微調整していたと思います。
特段特殊な工具を使った記憶はありません。
コツに関して
ラジエターのサブタンクを外します。
取り外すと分かりますがサブタンクはクリップのような爪で凹部分を合わせるだけで固定されています。
左右に揺すりながら真上に持ち上げると取り外す事が出来ます。
工具は必要ありません。
外した経験があれば分かりますが、簡単です。
ラジエターのサブタンクを外さないと工具の振り幅が確保出来ず取外しは出来ないかと思います。
注意事項
オルタネーターを外す際は、必ずバッテリーのケーブルを(プラスマイナス共が望ましい)外してから作業してください。
プラスの端子がオルタネーターから出ていてゴムのキャップをずらしナットを外す際に高確率でショートさせるかと思います。
私は瞬間ショートさせてバッテリーのケーブルを接続させたまま作業していた事に気づきました。
ヒューズは途中に入っていないのでショートさせても飛んだりしません。
最悪ケーブルの被覆が燃えて車両火災に至る可能性があります。
@大阪
が
しました