中古で購入したRB3オデッセイが、10年を超える車両となります。
この位の車齢になるとゴム類の劣化が目立つようになりますね。
六甲山を走行中にボンネットを開け閉めしているようなバタバタ音が時々するので足回り付近からだろうと点検するとスタビライザーブーツに多数のヒビ割れを確認しました。
直接の原因だは違いますけど。
おかしいな~、8か月前のユーザー車検時に目視確認した時にはヒビ割れなど無かったのに。
単純に素人点検が甘かったのだと反省しております。
乗り換えも検討中なので交換をためらってしまいますが、乗り換え無い可能性もあるので交換するしておくことに事にしました。

今回も文字少なく写真多めの記事とします。
メーカー純正品と比較すると少々お安いという理由で555(スリーファイブ)のスタビライザーリンクをチョイスしました。
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スタビライザーリンクなので左右のサスペンションの沈み具合に差があると交換が出来なさそうなのでサスペンションが伸び切った状態で作業することにした結果、こんな感じになりました。
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前後左右の4個の内ブーツ部分をグニグニ触ると多数のヒビ割れが2本にありました。
2本は、全くヒビ割れなどありません。しかし中途半端な保守作業が嫌なのでヒビ割れの無い部品も予防交換しておくことにします。
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新旧のスタビライザーの写真
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この555(スリーファイブ)のスタビライザーリンクの黒色塗装の甘さが気になります。
4本共に黒色塗装が甘かったです。
基本性能が良くても隠れる部分でもこの塗装の甘さはダメでしょ。
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ひょっとしてスタビライザーは、車体などにねじ止めされているの?
と確認したくて上下に動かしてみます。
左右のスタビライザーリンクを外すと当たり前ですが、スタビライザーを上下に移動させる事が出来ます。
ねじ止めなどされていないのですね。
妙に納得しました。
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スタビライザーブッシュはまだ大丈夫そうですね。
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ブーツ周りがくたびれているので安くつかすためにブーツだけを注文しようとしましたが部品品番を見つける事が出来ませんでした。
分解して分かったのですが、そもそもブーツだけを交換出来るような構造にはなっていませんね。
交換後のブーツを外そうと試みましたが出来ませんでした。
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スタビライザーリンクのナットは緩み防止なのか緩めるのに非常に硬いです。
5mmの六角レンチ(長めがオススメ)と14mmのスパナでなくメガネレンチが必要です。
甘くなった六角レンチを使うとナメそうな感じがします。
プリセット式のトルクレンチで確認すると緩める時のトルクが55kg以上60kg未満でした。(単位不明)
ナットを締め付ける時もスルスルーと回らずめっちゃ固いし。
このサイズのボルトナットにしては締め付けトルクが異常に高い感じもしますが、ナットがこれほど固ければこの位の締め付けトルクが必要なのでしょうね。きっと。
私の場合締める時は、50kgで締め付けておきました。

新品部品を取り付けはこんな感じです。
ブーツ内のグリスは、たっぷり充填されるかと思いきやそうでもなさそう。
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この作業で一番時間がかかったのがナットの取り外しと取り付けでした。
六角レンチも使わないと外れないので、結構地味に時間がかかります。