前記事のステアリングハンドル位置 ど真ん中調整 60°の攻防戦 RB3タイプM
で書いた後、走行中にハンドル位置がど真ん中の時とやや左に切った状態で直進する時がありました。

何度も何度も微調整の為にタイヤを外したりジャッキアップしたりするのがめんどくさくなりハンドルを目一杯切っただけでタイロッド調整出来るかを模索していました。

結果:300mmのモンキーで出来るようになりました。

しか~し、スペースが狭いのでタイヤに抱きつくように作業するので胸からおなかにかけてと袖口が汚れてしまう。

タイヤをグイッと目一杯切った状態で作業出来ます。
P1001881

この隙間から右手でモンキーでタイロッドを緩めたり締めたり
P1001882

車の動きを数十日間観察しているとアスファルトが左側に傾斜した所だとハンドルを離すと自然に車体が左に寄って修正舵を当てる走りになるとハンドルがど真ん中になる。

しかしアスファルトの傾斜が無い道路では、ど真ん中よりやや左側にきった状態で真っ直ぐ走行している。

感覚的には2°と言った所だろうか。

一方通行道路で右側を走行していると右側の傾斜が付いている所を走行すると更に左にきった状態で真っ直ぐ走行している。

感覚的には5°と言った所だろうか。

過去乗り継いできたRB1オデッセイを含む車でアスファルトの傾斜の状態でここまでハンドルセンター位置がころころ変わる車の経験がありません。

真っ直ぐ走行している時にど真ん中でないと気になる人なので気のせいでは無いと思います。

原因を考えますと、
フロントタイヤの状態がサイドスリップ値がトーアウト1mm
       ↓

  これが原因であるように思います。

夏休みに車中箔で大阪→広島→長崎→福岡→大阪の3泊4日旅行に行きました。

その時に2,000Km程走行しましたところ、直進時のハンドルど真ん中位置がころころ変わることを確認しました。

急な変化は無く安定しているのですが、ハンドルセンター位置の治まりが甘いというか ガタが多いと言うか 気にしないで走行していると気にならないレベルですが、気にしているとハンドルセンター位置がころころ変わるので気になって仕方ありません。

センター付近の微妙な修正舵がやけに多いように思います。


勝手な推測ですが、上から見た状態でフロントタイヤが逆ハの字気味なので、アスファルト路面の傾斜の状態により車体の加重がどのタイヤに多く掛かるかによりハンドルセンター位置が変わるのだと思っています。

前回のステアリングハンドル位置 ど真ん中調整の経験より再度サイドスリップ値を-1mmを目指して勘で左右のタイロッド調整をしてみました。

0mmが一番タイヤの摩耗が少ないのですがハンドルセンターがコロコロ変わって欲しくないので
確実にー1mmのトーインにしたい為です。

左右のタイロッドを左右共に10°程度ネジを緩め(伸ばす方向)ました。

最後にボルトナットに緩みが発生していないか目視で直ぐわかるように目立つ印をしておきました。
P1001879


2日程集中してアスファルトの傾斜を気にしながら走行しハンドル位置がころころ変わる事がなくなっているように感じました。

サイドスリップマイナス側になったのか?

この車、購入時からヘッドライト光軸がかなり下向きを照らしており間違いなくこのままでは光軸不良で車検をクリア出来ない状態でしたので、なにわ車検場の近くのテスター屋さんで8月の終わり頃ヘッドライト光軸調整と共にサイドスリップの確認をしてもらいました。

ヘッドライト光軸調整とサイドスリップテストで1,800円(税込み)也。

結果=サイドスリップ値±0(平行)。

普通なら全然OKなんですが、直進安定性とハンドルど真ん中を重視する私には、あと少しだけ内向ける事にしました。

左右のタイロッドを更に共に10°程度ネジを緩め(伸ばす方向)ました。

結果は、±0°か-1mmだと思うのですがお金が掛かることでもあり調べていません。

勝手な推測では-1mmだと思っていますけど。

最後に調整してから500km近く走りましたが、アスファルトの傾斜で感覚的に1°程度の修正舵はありますが、今までのようにハンドルセンターが曖昧な状態ではなくなりました。