過去にパワステポンプを交換してもらった事もあるのですが、パワステフルードは未交換でしたのでパワステフルード(パワステオイル)を交換したいと思います。

パワステフルード交換の定番は、ホンダ純正の4リットル缶のパワステフルードを希釈してだんだん綺麗にしていく例を良く見かけます。

ホンダ純正の4リットル缶のパワステフルードは、私には高額で、希釈しても新品同様の綺麗な色にもならず勿体無いやり方に感じます。

ホース類は、高圧がかかる部分もあり経年劣化しているでしょうから、漏れの原因となるホース類の抜き差しはしたくありません。

私の場合は、ジャッキアップしてエンジンを止めた状態でハンドルをひたすら左右に切り手動でパワステフルードを交換する方法を取りました。

フルードは、セコク これ! 社外品ですけど、まぁいいでしょう。
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1リットル缶で1,080円(税込)
オートバックス 住之江店で購入しました。
早速、フロント部をジャッキアップします。

交換するパワステフルードは、このタンク内です。
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今回は、このオイルチェンジャーで吸い取りします。
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話を戻してエンジンを止めた状態で抜けるだけ抜き取ります。
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タンク内のフルードが空になった事を確かめ、ジャッキアップした状態で、ひたすらハンドルを左右に切ります。

5往復ほどしたら、タンク内にフルードがたまるので、ポンフで吸出します。

×3セット程で、タンク内に戻ってくるフルードが少量になってきました。

少量ながらも戻ってくるしええ加減先が見えないので、親父にハンドルを切ってもらいひたすらポンプで吸引を続けます。

しっかり記録していなかったですが、50往復少々ハンドルを切ったかと思います。

そのころになると、タンク内にも戻ってくるフルードは、ほぼありません。

抜けたフルードの量は、約500mlって感じでしょうか。
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少量のフルードが残っているでしょうけど、完全に綺麗にならないのは承知で新品のフルードを注ぎます。

なみなみと注ぎ抜く時と同様にハンドルを切り返すとあっという間にフルードがなくなります。

いわゆるエア抜きです。

減れば、足す、減れば、足すを繰り返し、減らなくなったら、エンジン始動。

エンジン停止時と同様にハンドルを左右に切るとフルードが、タンクから減り追加、減れば、追加を3回ほど行うと減らなくなりました。

液量をレベルゲージで確認しますが、タンクが汚れたフルードで黒く着色されて液面がわかりません。
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ゲージでわからないので、真上から覗いて液面を微調整します。
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こんなもんかな。

元々が真っ黒だったので、綺麗とは言い難いですけど、黒いながらも、やや透明感も少しだけあります。

恐らく、エンジンをかけながらタンク内だけのフルードを希釈しては捨て、希釈しては捨てを4リットル分行ってもこんなもんでしょうか。

エンジンを止めた状態でひたすらハンドルを切ってタンク内に戻ってきたフルードを戻ってこなくなったらフルード捨てるを4リットル分 このやり方ですれば、かなり綺麗な状態にまで持っていけそうな予感がします。

私は、もったいないのでしませんが。

結局、新品のパワステフルードは、500ml程残っています。